人生の転換期をホロスコープで読む プログレス編その5

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ひまわり

 

あいみです。

前回からの続きを書いていきますね!

人生の転換期をホロスコープで読む プログレス編その4
プログレス月は1か月で1度動きますので、一つのサイン(星座)を2年半で通過しホロスコープ上を29年ほどで1周します。 プログレス月は自分の内面から湧き上がる衝動・内的変化を表し、その時のサイン(星座)は自分自身のムードを表します。 私自身、特に重視するのはプログレス月が進行するハウスです。

 

プログレス月が1室を進行で、えげつない展開へ

さて、プログレス月の12室進行で隠遁生活?を過ごした私ですが、その後いよいよプログレス月はアセンダント(ネイタル)と合を形成、1室を進行する事になります。

プログレス月が1室を進行する時は、自己改造・自己メンテナンスをしたり、体質を改善したり自分のキャラづくりをして行く時期です。要するに、今までとは違う新しい自分を作っていくというタイミングですね。新しい事に取り組むのにも適しています。

という訳で、私にも新たな展開が待ち受けていました。

ここからは本当に色々な事が起こったため、少し詳しくお伝えしていこうと思います。

新しい職場と新しい家庭生活へ

プログレス月が1室に入る半年程前に、プログレス月が出生の火星・ドラゴンテイルと合を形成したのですが、このディレクションのオーブ2度(接近)のタイミングで、新しい就職先が決まりました

新たな職場は今までの会社よりも大手で、収入(時給)こそスタートラインに立つため下がりますが、勤務地も近く採用された時はとても嬉しく安心しました。

新天地で定年までコツコツと勤め上げよう、と心に誓い、ただひたすら毎日穏やかな気持ちで仕事をこなす事だけを目標にしよう、と思ったものです。

そして勤務が始まってからプログレス月が1室に入り、しばらくは平穏な日々が続きました。

その頃の1~2年は息子二人も社会人になり次々と独立していき、家庭でも夫婦二人だけの新しい生活へ

また、プログレス月が出生の金星と合を形成するタイミングもあったため、とても楽しい事が多く明るい時期でしたね。

今思えば、嵐の前の静けさだったと言えるのですが・・・

トランジット冥王星による強制力発動

今回はプログレスの動きを中心にご説明しているため、プログレス月が1室を進行している時は、自分自身がリニューアルされていくよ、という話で終わる所なのですが、私の場合実はこのタイミングでトランジット冥王星がアセンダントとの合、という超メガトン級の(笑)アスペクトに見舞われたため、そんな簡単なものではありませんでした

プログレスとトランジットのダブルコンボ?となり、この影響は強烈でした。

トランジット冥王星がアセンダントと合を形成すると、非常に大きな変化をもたらします。このアスペクトは人生の切り替えポイントとなり、自分自身が心身に強い影響を受けますが、冥王星は動きが遅いため長い時間を掛けてゆっくり1室を運行しながら、自己変革を余儀なくされていくのです。

そんな訳で、私自身にも激震が走りました。

新しい職場で平和に勤務する事2年2か月、トランジット冥王星がアセンダントとファーストアタックのタイミングで、突然転勤の打診を受けオフィスを異動する事になったのです。

かなり通勤時間が長くなり、今までより1時間早く家を出て1時間遅く帰宅、と生活に大きな影響を受ける事に・・・

時給は今までより高くなったものの、体力的にしんどくなり、何より新しいオフィスは殺伐としていて精神的にも非常にしんどくなりました。

それでも頑張って仕事をしていたのですが、ついに私の体が壊れました

新しいオフィスの環境が原因でシックハウス症候群になってしまい、悩んだ末退職を決断しました。

これは本当にショックでしたね。

せっかく長く勤めようと就職した会社だったのに、まさか遠い所に異動になり病気になるなんて・・・

人生上、最大のピンチを迎えてしまいました。

恐ろしや、トランジット冥王星の破壊力・・・

人生の方向転換

その後、体調の回復に努めると共に、今後を見据え占いの勉強を改めて積み上げていこうと決心しました。

占い歴は20年以上ありましたが、これまでは友人やその紹介で頼まれた場合に鑑定をしていて、結婚の時期を当てたり何度も手応えを感じていたので、いつかはプロに・・・と望んでいたのですが、このタイミングで本格的にブラッシュアップをするべく、著名な先生にホロスコープとタロットの個人レッスンをお願いする事にしたのです。

体調の方は、すぐにすっかり元通りという訳にはいかず、かなり引き摺ってしまったのですが、目標を占いの開業に定め、勉強や準備を積み重ねていきました。

特に個人レッスンは大きな刺激になり、プロへの道に進む意識がどんどん明確になって行ったと思います。

今度はプログレス新月にやられる

さて、この様に新しい世界へ向かって舟を漕ぎだした私ですが、ここでまた大きな節目を迎えます。

プログレス月がプログレス太陽と重なり新月を迎え、更にプログレス月はプログレス火星・土星と次々に合を形成、このタイミングで私の体調は更に悪化しました

プログレス新月とは、29年に一度のサイクルのスタート地点です。人生の種蒔き期であり結婚・出産など、新しい生活が始まる場合も多くあります。

この様に、プログレス新月は心を新たに新しい生活に入って行くサイクル・・・と考えられていますが、実際は晴れやかな門出とは言えないパターンがよくあります。

プログレス新月の数か月も前から、何となくやる気が出なかったり目標を見失ってしまったり、仕事や大切な人を失う、などなど・・・

辛い状況があったからこそ、新しい環境に入らざるを得なかった、という場合もあるでしょう。

いずれにしても、種蒔きの時期というのは間違いないのだと思います。

新月というのはまだ暗闇で、手探りしながら少しずつ進んでいく時・・・

例えばこのタイミングで出産すれば、不安の中でも一歩一歩育児を学んでいく、そんなイメージですね。ちなみに、私の前回のプログレス新月は第一子出産の5か月後でした。

今回の新月での体調悪化は正直絶望的で、本当に死ぬんじゃないか?とまで考えた私でしたが、それでも少しずつ回復し心身共に前向きになっていきました。

プログレス月が2室へ・・・そして次はトランジット土星の打撃が

そんな訳で、次から次へと星の動きに翻弄された私ですが、プログレス新月を迎えた5か月後に、プログレス月は2室へと移動します。

プログレス月が2室を進行する時は、1室で手掛けた事の土台を築いていく時です。自分の才能を発掘したり、お金のルートを探す、また自分自身に充電をして行く時期でもあります。
このタイミングで、いよいよ当ブログを開始しました。
プログレス月の1室で決心した事に対し、自分の能力を積み上げていく過程が本格化し始めたという訳です。
これまで私はSNSなどほぼやっておらず、全く無知から始めたため本当に手探りでしたが、細々と記事を書き続け、ありがたいことに少しずつPV数も上がっていきました
そして、そろそろメール鑑定を始めよう、と思っていた矢先に、今度は高齢の母が認知症を発症・・・
これもやはりトランジット冥王星の影響の一環と考えられますが、今回はそれに加え、トランジット土星がアセンダントと合を形成という、またまた激しい星の影響を受けていました。
トランジット土星とアセンダントの合もまた、人生の切り替わり地点となり試練が訪れやすい時です。責任が増えたり、自分自身の生き方・方向性を問われる時でもあります。
元気で気丈な母でしたが、突然奇妙な電話を掛けて来た事から異変が発覚、この事で私の生活も一変しました。
その影響で鑑定の受け付け開始時期が大幅に先送りとなり、私もさすがに意気消沈しました。
私のアセンダントは山羊座にあるのですが、この冥王星・土星の揃い踏みにやられたヤギラー(?)の方はかなり多かったとお見受けしました。
その後開始したメール鑑定で、同じ様なポイントに重要な天体などを持つクライアント様も、大変な思いをされた方が多数いらっしゃいました。

振り返って・・・人生って辛いけど

もちろん自分でも先々のホロスコープの状況を読み、「ここら辺で何かあるぞ」と身構えはしますが、本当に期待を裏切らないといいますか、星の影響は全くストレートにやって来るな、という事を改めて思い知ったこの数年間です。やはりホロスコープは人生の羅針盤である事は間違いないですね。
特に、プログレス月のハウス進行は自分が今どのステージにいるのかを知る上で、非常に信頼出来る情報だと断言出来ます。
私の場合、まだまだトランジットの冥王星や土星が1室を運行していますし、来年などはかなりヤバそう・・・などと覚悟していますが、ここが頑張り時であるという事も経験上承知しています
自分の運気の状況を理解し、その波を上手く乗り越え次のステップを見据える事・・・それが出来るのがホロスコープ鑑定の素晴らしさなんです。
それから、こうして自分の悲劇の連続をお伝えしてはいるものの、その時期の毎日が全て辛かったという訳ではない、という事もお伝えしておきたいです。
つまり、厳しい星回りであっても楽しい日というものはあり、例え良い運気の時期であっても、嫌な事があったり辛い日もある訳ですから、どうであれ一日一日を誠実に過ごす事・・・
これに尽きる、という事です。
(この言葉はクライアント様から頂いた言葉です。ありがとうございます)
また、しんどい事があるからこそ、次のステージにステップアップ出来る、という事も真実であると思っています。
長くなりましたが、またしばらくしたら続編をお届けする予定でございます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
 
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