また芸能人の薬物による逮捕のニュースが入って来ました。
沢尻エリカさんが、MDMA所持で逮捕とか・・・
沢尻さんと言えば、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」に初出演し濃姫役を演じる事で注目されていましたよね。
私も来年の大河への期待が大きく、沢尻さんがどんな濃姫を演じてくれるのか楽しみにしていただけに、とても残念・・・
続報によれば、今のところ体内から薬物は検出されていない、「無罪請負人」と言われる大物弁護士がついた、という事で、今後の動きが気になります。
沢尻さんにまつわるエピソードの中でも、「別に」事件はとても有名なのですが、沢尻さんの持って生まれた性格とともに、今回はその辺りと今の星の流れを追ってみようと思います。
沢尻エリカさんのホロスコープ
出生時間が不明なため、アングル(アセンダント・ディセンダント・MC・IC)とハウス区分はは考慮しません。
月は魚座の可能性もあるのですが、今回は牡羊座ということで鑑定します。
太陽
太陽は牡羊座で土星・天王星とトライン。
情熱的で何事も真っ先に自分の思うがまま、突き進むタイプ。社交的で非常にエネルギッシュです。
真面目で秩序を重んじる一方、革新的で独特であろうとします。合理的でサバサバした人物像です。
月
月は牡羊座で火星・海王星とスクエア、土星とトライン。
自分が一番になる事を熱望し、活動的で、自分をオープンにする事を好みます。
自己管理能力に対する意識は高い方ですが、怒りっぽさと優柔不断で依存的な面があり、気難しいタイプです。
水星
水星は魚座で天王星とスクエア。
芸術的センスと過敏な神経を持ちますが、周囲に感化されやすいところがあります。
突飛な言動や考えがあり、偏屈な人物になりがちです。
金星
金星は牡牛座で火星・海王星とトライン、木星とセクスタイル、冥王星とオポジション。
五感に優れ、優雅で美しいものを愛し表現する能力が高いでしょう。異性を惹き付け、愛情に恵まれます。
魅惑的でセクシャルな魅力にあふれ、人気名声を得ます。ラグジュアリーで友愛精神に富みますが、破滅的な物、極端なものに心惹かれる所があり、支配欲も強いでしょう。
火星
火星は山羊座で、海王星と合、冥王星とセクスタイル。
社会的な野心が高く、直観力に優れる一方で支離滅裂、アルコールなどへの耽溺性があります。しかし、ピンチにおいても不死鳥の様なエネルギーで戦い続ける強さを持ちます。
その他特筆すべき点
ホロスコープ全体から観ると、天体分布上の偏りがありますので、人生上のステージという意味では極端になりがちで、例えばホロスコープ上で社会・仕事の方向で天体のエネルギーを使う配置であれば、個人や家庭の方向には意識が全く向かない、という偏った人生を送る傾向が出て来ます。(今回の場合、出生時間が不明なため具体的にはわかりません)
また、天体のエレメント区分では空気のエレメントが一つもありませんので、独特なコミュニケーション、客観的な見方が苦手、という傾向が出て来ます。
しかし、ホロスコープ上では天体に全てソフトアスペクトが絡み、何かが破綻しているという印象は受けません。
月は、土星の調停があるとは言え火星・海王星とのスクエアで、不安定で危なっかしい所はあるのですが、
むしろ恵まれ過ぎ、過剰な物が特に金星の状態に表れています。
金星は牡牛座で品位が高い上に、火星・木星・海王星とソフトアスペクトというのは、ちょっとやり過ぎ感があり、更に冥王星とのオポジションで徹底的にやってしまう感じ。
太陽・月とも牡羊座ですから、イケイケになってしまいがちでもあります。
前述した、空気のエレメントの欠如があるため自分を客観視する事も苦手ですから、
イエスマンばかり周りにおくと、いつしかとんでもない事になっている・・・という状況にもなり易いです。
「別に」事件から今まで
さて、そんな沢尻さんですが、沢尻さんの代名詞的な「別に」事件と現在の星の動きを検証してみます。
2007年「別に」事件
映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶で司会者の女性の質問に対し、不機嫌さ丸出しの表情で「別に」と言い放ったのは、2007年9月。
当時沢尻さんは相当な売れっ子で、前年2006年には映画「手紙」やドラマ「タイヨウのうた」でけなげで瑞々しい演技で私たちを魅了し、その上ヒット曲も生み出すという、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍でした。
活躍するにつれ、相当な疲労が蓄積されていたと想像出来ますが、この2007年はトランジット冥王星が射手座を運行し、沢尻さんの月にスクエアを形成し始めた頃です。
この騒動でバッシングを受け、2009年には当時所属していた事務所と契約が終了になり、2010年まで活動を停止しています。
この2009年では、沢尻さんの月に冥王星がもっともタイトなスクエアを形成していますので、まさに強烈な変化がもたらされ、変容を余儀なくされる時期でした。
しかし一説によれば、所属事務所との契約終了に至った原因に、沢尻さんの薬物使用疑惑があったとの報道があります。
それがもしも真実であれば、このトランジット冥王星が沢尻さんの月とスクエアを形成しつつあった時に薬物との関係が出来たという事も推測出来ます。
そしてそれが沢尻さんの変容をもたらしたのであれば、やがてしかるべき時に冥王星が「ぶっ壊しに来る」という事になるかもしれない、というわけです。
2019 薬物による逮捕
では、今回の逮捕時の星回りを検証します。
現在冥王星は山羊座の21度を運行し、土星も山羊座の16度を運行中です。
沢尻さんの太陽は牡羊座の17度ですから、この冥王星・土星はスクエアを形成しています。
冥王星は既に2016年から沢尻さんの太陽とスクエアを形成し、その後も行きつ戻りつして沢尻さんの太陽を刺激し続け、変容を促していました。
そしてそこへ、土星の登場です。
土星は今年2019年3月に一度沢尻さんの太陽と正確なスクエアを形成し、その後逆行を経て現在再び沢尻さんの太陽と正確なスクエアを形成しています。
(天体とのアスペクトは、大抵二度目の接触が大きな影響をもたらします)
逮捕という事は非常に不名誉な事で、失うものも計り知れない、とんでもない出来事ではあります。
しかし、今までの結果に「落とし前を着ける」事を突き付けられている訳ですから、これを小手先の誤魔化しで切り抜けようとする事は、星からのメッセージを無視して踏みにじるという事です。
有能な凄腕弁護士の力で、ダメージを最小限に留める事は悪いとは言いませんが、本質の部分である「薬物中毒」(現在までに報道された本人の供述から)に真剣に取り組まなければ、星のメッセージは何の意味も持たない、味方になってくれない、という事になります。
来月には木星が山羊座にイングレスし山羊座を運行、来年2020年2月には沢尻さんの太陽とスクエアを形成しますので、新しいスタートの時ですし私生活を充実させる事が重要な時期になります。
沢尻さんのホロスコープには、試練に打ち勝つ強さがあり、何度ダウンしても起き上がってくる、という暗示がありますから、その不死身なパワーで今後の人生を力強く歩んで頂きたいです。
まだまだお若く、稀有な美貌と才能に恵まれた沢尻さんが、これからどのように再起し人生を歩まれるのか、引き続き注目していきたいと思います。
※この出生データはインターネット上で得たものであり、正確を保証するものではありません。