こんにちは、あいみです。
今回取り上げるのは、先日ジャニーズ事務の新しい社長に就任された東山紀之さんです。
東山さんと言えば、少年隊として華々しくデビュー、役者や最近ではキャスターもこなすマルチな活躍で、ジャニーズ事務所を代表するトップスターですよね。
その東山さんがジャニーズ事務所の社長に就任するとは、本当に驚きです。
今年に入りイギリスBBCが元社長であり創業者の故・ジャニー喜多川氏の性的虐待疑惑が報じられたことに端を発し、結果として事務所もその事実を認めました。
その後、所属タレントのCMが次々に契約更新見送りや打ち切りになり、鉄壁を誇るジャニーズ事務所もさすがに存亡の危機を迎えている、といっても過言ではない状況です。
東山さんも最年長所属タレントとして、事務所最大のピンチに奮い立ったという事でしょうが、ご自身のこれまで積み上げて来た芸能人としてのキャリアを手放してまでの決断は、ご本人が発言された通りまさに「人生を掛けた」選択であった事でしょう。
東山さんの印象といえば、ストイックで洗練されたイメージですが、実際はどの様な方なのでしょうか？
これまで経営に関わった事はないと思われる東山さんに社長業という重責は果たして大丈夫なのでしょうか・・・？
では早速、東山さんのホロスコープを紐解き、今後の展望なども観ていきたいと思います。
東山さんのホロスコープ
☉ 太陽の状態 … 現実社会や公的立場（外的な面に発揮される秤座で10室にあり、月とオポジション、木星とセクスタイル。
美と芸術を愛し、平和主義でバランス感覚に優れる人。
社会的野心が強く、リーダーシップがあり社会的に成功する恵まれた運の持ち主です。
生まれ持った芸能センスと常に上を見て努力を重ねた事で、東山さんの現在の地位を確立していった事が伺えます。
太陽は人生の理想を表す事から、ご自身の人生の理想を現実化した人、とも言えるでしょう。
しかし、常に精神的緊張が強く気分が安定しにくい、という側面があります。
☽ 月の状態 … 私的生活や内面性（私的な家庭生活の傾向）
月は牡羊座で4室にあり、太陽とオポジション。
活動的で野心が強く負けず嫌いで、何でも一番になりたいタイプ。パイオニア精神旺盛で指導的立場を非常に好みます。
生まれ育った環境や母親への愛着が非常に強く、家庭に安らぎを求めますが、人生の初期には住居が変わり易い生まれです。
東山さんは幼少の頃にご家庭での苦労が多く、母子家庭で育ったとの事で、お母様との関係も特別な物であった事が想像できます。
そしてこの幼少期の逆境がバネとなり、持ち前の負けん気で状況を打破し成功を摑み取ったのではないでしょうか。
しかし、内心では公私の間にストレスを感じ易く、社会的に成功しても家庭に不満が多くなったり、という事が起こりがちで、安心しにくい人生傾向がありそうです。
☿ 水星の状態 … 知性やコミュニケーション能力（興味や才能・人間関係）
水星は天秤座で11室にあり、火星とセクスタイル。
世渡り上手で人間関係の調整や交渉能力に優れます。
友人関係では精神性や思想を重視し、たくさんの人との出会いを通して学んでいき、集団の中心になり活動するでしょう。
ビジネスとして、組織の中で様々な調整をしながらたくさんの人を束ねていくという事は、東山さんの適性でもあります。
策略家であり新しい物事に積極的に取り組み、何事も行動しながら考えるというスタイル。
向上心が強く、どんな分野でも自分の物にしてしまう才能がありますから、今回社長就任のオファーについても「自分なら何とかなる」という自信がおありだったのではと推察されます。
♀ 金星の状態 … 愛情や恋愛に関する運命的な出来事（芸術や美意識）
金星は乙女座で10室にあり、土星とオポジション、天王星と合。
几帳面で奉仕的ですが、愛情に完璧を求めるため真の満足感を得にくいタイプです。
異性からの支援や人気によって社会的な成功や名誉を得やすく、仕事が人生の喜びになる生まれで、強烈な魅力的で人を惹き付けますが、愛情は自分に向きがちなためナルシスト傾向が強くなります。
この金星が東山さんの芸能人としての魅力とも言えます。
芸能人の方に、10室金星はとても多いですね。
ここに金星がある人は、ご自身の魅力を社会的に認められるという徳分を持ちます。
ただし、恋愛には器用なタイプではありません。恋愛に関して不信感を持ち易く、愛想よく振舞う事も苦手ですから、案外ぶっきらぼうな印象を与えてしまうタイプです。
♂ 火星の状態 … 生命欲求や競争意欲（意欲と行動力の方向性）
火星は獅子座で9室にあり、水星とセクスタイル、海王星とスクエア。
支配欲求や自分を誇示したい欲求があり、非常に強い創造力で頂点を極めようとします。強靭な肉体の持ち主で、芸能人としての強力なアピールポイントとなるでしょう。東山さんが毎日腹筋1000回を日課にしているという話も納得です。
自分の信念に基づき自由に行動し、常に新しいものを開拓していきます。なかなかの策略家でスピード感や決断力に優れますが、非現実的な野心を見ち易く方向性を誤りがちであったり、何事かに耽溺し易い性質がある点に要注意です。
♃ 木星の状態 … 社会的幸運や運命的な援助（運命の肯定的意識）
木星は獅子座で8室にあります。アセンダントルーラーのため、重要な天体です。
遺産や配偶者による財力の恩恵がある生まれで、共同事業の繁栄と成功という暗示もあります。
一説には奥様である木村佳乃さんのご実家が財産家であるとも聞きましたので、それが事実であればまさにその通りですし、今回のジャニーズ事務所という非常に大きな財産を社長として受け継ぐ、という事もこの木星が暗示していたのかもしれません。
♄ 土星の状態 … 制限や試練の象徴（自己実現の達成に必要な社会的試練）
土星は魚座で４室にあり、ＩＣと合、逆行しています。
厳しい環境で育つ傾向があり、家で何らかの責任を負う立場になる場合もあります。家族からの期待が大きくプレッシャーを感じたかもしれません。
真面目で責任感が強くコツコツと努力を積み重ね、精神的にタフな人です。年を重ねるにつれ、感情を安定させていきますが、自分の感情は抑えがちになるでしょう。 あまり開放的な笑顔を見せない東山さんの印象と重なりますね。
この土星は、東山さんの生まれ育った家庭がどの様な物であったかを暗示していると言えそうです。
家庭というものをご自身の厳しい環境の中で学びを得ながら、じっくりと構築していくという宿命を持って生まれて来た人です。
◎特筆すべき点など
《ホロスコープ上の天体バランス》
ポラリティ（極性）・モダリティ（行動パターン）・エレメント（価値観）において、極端な偏りはありませんが、ポラリティは個人天体がプラスに集中しているため、外向きな性質がとても強い性質となります。
《アセンダントとＭＣ》
- アセンダント・・・射手座。自由を愛し、率直で開放的な性格です。大胆で冒険心旺盛な一方で、精神性が高く個人を超えた人類の福祉や世界全体の進歩など、大きなテーマに関心を寄せます。
- ＭＣ・・・乙女座。与えられた役割や求められた仕事の中で優れた才能を発揮します。
《その他》
社会的キャリアを表す10室に、冥王星・天王星・金星・太陽が入りステリウムを形成しています。
社会の革新や発展のために活躍する使命を持ち、ニューリーダー的な存在になる事を暗示しています。社会的立場が突発的に変化しがちです。
特異な職業的天分を持ち、どの様な職業であってもスペシャリストとして活躍するエネルギーを秘めています。ただし、犠牲が多くなったり、嫉妬されがちな面もあるかもしれません。
目標意識が高く強い意志があるため、社会的に成功する運を持つ生まれです。
全体的に天体同士のアスペクトが少ないため、目的意識が明確で集中力がありますので、何かに集中して極めるなど、限定した領域で力を発揮する事に適性があります。
今後の星回りなど
では、東山さんの今後の運勢を観てみましょう。
《現在》
- プログレス月は牡牛座で、5室を進行しています。土台作り、基礎を固める時期であり、創造性や娯楽性が豊かになる時でもあります。
- トランジット木星は5室を運行しています。自己表現力が高まり、楽しいことや好きな事を思う存分楽しめる時期になりそうです。
- トランジット土星は3室を運行しています。コミュニケーションや学びについての課題が与えられます。問題点が浮上した場合、解決に向けて努力する事で安定し確実な物になっていきます。長期的で困難な勉強への取り組みにも適しています。
- トランジット海王星は4室を運行しています。家庭や自分自身の基盤に、曖昧さや混乱が起こりがちな時です。
現在の東山さんの状況は海王星の影響が強く出ていると考えられます。
土星以降の天体が1室・4室・7室・10室（アンギュラーハウス）を運行している時は、その天体の力が大きく働きやすいため、注意が必要です。
それ以外では、実は特に問題になるようなアスペクトもありません。
逆に言えば、今回社長に就任したという事が東山さんの大きな転機になった、とは言い難いという事になりますね。
人生の転機を探る場合には、まずプログレス月の影響を確認しますが、お伝えした様に東山さんの月は現在5室を進行中で、人生の大きなサイクルで言えば、まだ新しい社会デビュー（7室以降）の準備段階にある訳です。
（ちなみに、2010年4月にプログレス新月を迎え、その年の10月に木村佳乃さんとご結婚されています）
今年いっぱいで芸能活動を終える、との事ですので、来年以降の星の大きな動きも観ていきましょう。
《2024年以降》
2024年は、まず2月にプログレス月が6室に入ります。いよいよ新しいデビューに向けて、最終調整をする時期を迎えます。
その後、5月にトランジット土星がＩＣと合を形成し4室に入り、６月にはトランジット木星がディセンダントと合を形成し7室に入り、出生の太陽とトラインを形成します。
７月にはトランジットドラゴンヘッドが月と合を形成し、10月にはドラゴンヘッドが太陽と合を形成。
家庭や基盤にプレッシャーや試練がもたらされ、変化せざるを得ない状況になると同時に、対人関係やパートナーシップに幸運がもたらされる運気となります。
また、人との出会いや別れが起こり易いでしょう。
この様に、困難と幸運が同時にやって来る星回りでは、大きな変化が予想されます。
今年よりも来年の方が、今よりも大きな変化がやって来るのでは、という感じですね。
そして、その変化は東山さんの根幹を再構築する様なものとなりそうです。
2025年4月にはサターンリターンも迎え、出生と太陽とオポジションを形成、５月にはトランジット土星が月と合を形成し、引き続き強いプレッシャーの中や緊張がもたらされ、ますますご自身との戦いが厳しを増しそうな気配があります。
そんな中、10月にはプログレス月がディセンダントと合を形成、7室に入って行きますから、いよいよ新たな世界へデビュー、という事になります。
これから2年後、東山さんが新しく私たちに見せてくれるものがあるのでしょうか？
最後に
お伝えした様に、東山さんは社会的意欲が非常に強く、恵まれた運と才能を持つスターになるべくしてなった人と言えるでしょう。
もちろん、東山さんのたゆまぬ努力の賜物でもあります。
社長業としては、管理能力もあり後進を育てるという意味では強いリーダーシップと指導力を発揮していきますが、あくまでも現場ありき、という所があります。
今後の東山さんの活躍の場として、裏方で後ろ向きの作業（補償など）に徹するとなると、非常にもったいない事になりそうだという印象です。
ホロスコープで拝見する限り、現時点でこれまでの世界とはガラリと変わってしまう様な展開は考えにくいのですが、2024年から2025年には大きく世界が変わっていく可能性は高いと思います。
私個人として、出来ればまだ東山さんのパフォーマンスを見たいという思いがあるのですが、果たしてそれは叶うのでしょうか・・・？
まず何にせよ、東山さんが社長として被害者の方々の補償に全力で取り組み、傷付いた方々の救済に全力を尽くして頂く事を願っております。
※この出生データはインターネット上で得たものであり、正確を保証するものではありません。
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